フェイは、恋人ダニエルの浮気現場を目撃し、即座に別れを決意。だがすぐに彼の父、でマフィアの王とも称されるケントと出会い、自分の実の父がドン・アルデンだと知らされる。家族を守るため、フェイはこの条件を受け入れる。一方、ダニエルはゲイであることを隠すため、喜んでフェイとの偽装結婚に同意。だが、マフィアの世界に足を踏み入れたフェイは次第に馴染めず、ケントへの想いを抑えきれなくなっていく。やがて二人は、秘密のBDSM関係に溺れていく――。しかし、ドン・アルデンは彼女を利用しようと画策し、ロシアの組織ボス・イワンと手を組む。実は潜入捜査官だったイワンによりケントは投獄され、フェイはケントの子を妊娠していると知る。彼を救うため、フェイは全てを懸けて立ち上がる。数々の陰謀を乗り越え、二人はようやく永遠の幸せを手に入れる。